ライオン公式note

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ライオン公式アカウントのnoteです。人々の毎日に役立つ「習慣づくり」や「研究開発」のストーリーをお伝えします。みなさんと一緒により良い毎日を考えていきます。

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  • LION Scope

    LION Scopeでは「あなたと、あたりまえを、みつめる。」をコンセプトに、毎日あたりまえに繰り返している日々の習慣について掘り下げていきます。

  • 研究員’s ストーリー From R&D Station

    ライオンの研究・技術情報を紹介するWebコンテンツ「R&D Station From Lion」と連動して、研究員の仕事に対する想いや新たな取り組みを発信しています。

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私たちにとって習慣とはなんだろう? LION Scope始動に寄せて

習慣は「見えない」もの。でも、積み重なれば人生すら変えうる 朝起きて、カーテンを開ける。顔を洗う。植物に水をやる。出勤途中にニュースをチェックする。デスクについたらまずメールを確認する。電車のなかで今晩の夕食を考える。帰宅途中にスーパーに寄る。帰ったら、手を洗って、うがいをする。お風呂に入る。歯をみがく……。 私たちの生活には、さまざまなかたちの「習慣」があふれています。それは、日々のなかでは気にとめない、意識もしないものでしょう。例えば歯みがきをするのに、チューブからど

    • 小さな習慣が大量のゴミ削減に?日本の「詰め替え」文化からみえたこと

      海外ではあまり見かけない「日本独自の習慣」といえば、なにを思い浮かべますか?  例えば食事をするときの「いただきます」のあいさつや、家に入るときは靴を脱ぐなど、さまざまな習慣があると思います。 そのうちの一つが、「詰め替え」の習慣。洗剤やシャンプー・ボディーソープといった日用品などで使用するボトル容器の再利用は、「もったいない精神」が根づく日本らしい生活習慣なのかもしれません。 ですが、ゴミの削減に貢献できる「詰め替え」は、世界的に関心が高まるSDGsの流れにもマッチし

      • 家族をつなぐ家事は、もっと「楽♪」になる

        こんにちは。入社4年目の遠藤です。住居用洗剤の研究開発を担当しています。 突然ですが、みなさん、家事は好きですか? この質問に迷わず「はい」と答えられる人はどれくらいいるのでしょうか。家事は好きじゃないけど、好きになりたい。わたしがライオンに入社を希望したのは、そんな思いを叶えるためでもありました。わたしやわたしと同じような考えの人のために、家事を少しでも好きになれる製品を作れたらいいなと思っています。 家事は「なくしちゃいけないもの」なのかも 家事をする時間は、自分

        • 自己肯定感を高める!花と暮らす習慣が私たちにもたらすもの

          誕生日や記念日、特別な日を彩ってくれるプレゼントといえば、真っ先に思い浮かぶのが花ではないでしょうか。花を買うという行為は、日常のなかにある“小さな非日常”というイメージを持つ方も多いかもしれません。 「特別な日だけでなく、ぜひ日常にも花を」と提言するのは、農業・食品産業技術総合研究機構の望月寛子さん(食品研究部門 上級研究員)。実は私たちが花を目にするとき、心身にはさまざまなポジティブな反応が起きている、と望月さんは言います。医療や介護の現場でも、リハビリテーションなどに

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        私たちにとって習慣とはなんだろう? LION Scope始動に寄せて

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        • LION Scope
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          9本

        記事

          なぜ人は非日常を求めるのか―週末キャンプが現代人の本能を呼び醒ます?

          なにげない毎日の暮らしの大切さを感じながら、一方で、慣れ親しんだ日常だけではどこか物足りなく感じてしまうのは、きっと多くの人が頷くところではないでしょうか。 ときには日々の生活習慣にとらわれず、自由気ままに過ごしてみたくなったり、仕事に全力投球の日々が続けば、休日には仕事を忘れてどこかに出かけてみたくなったり。非日常への好奇心がやまないのは、私たち人間の本能のひとつなのかもしれません。 人はなぜ非日常を求めるのか。 そして非日常は、日常や日々の習慣にどんな影響を与えているの

          なぜ人は非日常を求めるのか―週末キャンプが現代人の本能を呼び醒ます?

          「後回し」が自分と向き合うきっかけ!?積読から読み解く人生のヒント

          「今日こそは!」と覚悟を決めてはじめたことってありますか? 早起きして語学の勉強をする、noteを更新するなど、自分が「やりたい!」と思ってはじめることは人によってさまざまあると思います。 ただ、決意を新たにしても気がつくと「後でいいや」「明日やろう」とついつい後回しにしてしまいどんどんやらなくなる……。 そんな経験ないでしょうか? そのひとつが読みたくて買ったはずの本を、読まず積んだままにしてしまう「積読(つんどく)」という行為。今回はこの「積読」を通して、「やりたくて

          「後回し」が自分と向き合うきっかけ!?積読から読み解く人生のヒント

          私たちの習慣は言葉でつくられた?子どもの力を引き出す「オノマトペ」の魅力

          「オノマトペ(擬音語・擬態語)」と呼ばれる言葉をご存じですか? 「わんわん」「ぱくぱく」などのように人や動物の声、モノや自然の音を言葉にしたり、「きらきら」「わくわく」などと物事の状態や心情を表現したり。みなさんも日常生活のなかで、無意識に使っているのではないでしょうか。そんなオノマトペですが、とくに子どもと接する場面で使う機会が多いように感じます。 当たり前のように使っているオノマトペを深掘りしてみたら、子どもにとって良いことだけではなく、私たち大人にも役立つ意外な効果

          私たちの習慣は言葉でつくられた?子どもの力を引き出す「オノマトペ」の魅力

          特別な日に寄り添う。ブライダルフォトグラファーの仕事に隠された習慣。

          経験を積み重ねるなかで築かれていく、仕事にまつわる習慣。あなたは仕事を進めるうえで、どんなことを意識していますか?  効率化や成果をあげるための習慣もあれば、一緒に仕事をする人が心地よく過ごせるようにと生まれた習慣や、お客さまの笑顔のために身についた習慣もあるでしょう。 プロフェッショナルの仕事の習慣を知ることは、そんな「自分以外の誰か」にむけたやさしい習慣に気づき、私たちの日常を支えるさまざまな習慣に思いを馳せるきっかけとなるかもしれません。 今回取り上げるのは、日

          特別な日に寄り添う。ブライダルフォトグラファーの仕事に隠された習慣。

          2023年「LION Scope」おすすめ記事6選!

          早いもので2023年もあと数日で終わろうとしています。 みなさん、今年はどのような1年だったでしょうか? ライオン公式noteは7月に開設1周年を迎えることができました。 コンテストやアンケートなど様々なことを実施し、その結果としてこのアカウントを知ってくださった方もとても増えたと思っています。 みなさん、いつも記事を読んでくださりありがとうございます! 今年、ライオン公式noteマガジン「LION Scope」で公開した記事のなかからいくつか記事をご紹介します。 2

          2023年「LION Scope」おすすめ記事6選!

          ファッションの選択で人生が変わる。「好き」を習慣にした人の自分らしさ

          好きが高じて、ほぼ毎日「着物・和装」で暮らしているという方がいます。 実はその方はこれまで、一般的な洋服で仕事もプライベートも過ごしていたそうです。 お話をうかがってみると、「好き」から生まれた習慣が人生を豊かにし、ポジティブな影響を与えることを垣間見ることができました。 みなさん、最後に着物を着たのはいつですか? たった1年半で30枚以上をコレクション。毎日を「着物・和装」で過ごす生活 今回お話をお聞きしたのは、ふとしたきっかけで着るようになった和装の世界に魅了さ

          ファッションの選択で人生が変わる。「好き」を習慣にした人の自分らしさ

          僕たちの容器で、未来の生活をちょっとだけ快適にしたい。

          こんにちは。研究員の山内です。入社以来ずっと、容器の研究開発を担当しています。容器の研究って何をするの?と疑問に思った人もいるかもしれません。入社当時の僕も、実はちょっとだけ、そう思っていました。もともと大学では界面科学という、洗剤と関係が深い分野の研究をしていたので、ライオンに入社したときも製品の中身、つまり洗剤の研究開発をするだろうと予想していたのです。 でも、実際に容器の研究開発に携わってみると、とても面白く、知れば知るほど奥が深いと思うようになりました。10年以上や

          僕たちの容器で、未来の生活をちょっとだけ快適にしたい。

          卓球引退後の石川佳純さんインタビュー編集後記。「自分のため」から「誰かのため」へと原動力が変化した理由

          今回、LION Scopeでは日本の卓球界を牽引してきた石川佳純さんに、ライオンのパーパス(存在意義)にある「より良い習慣づくり」についてお話をうかがいました。 この編集後記ではインタビューの中でお聞きした石川さんのお話をさらに深堀りし、編集部が感じたことをご紹介します。 「自分のベストを尽くす」。プロとして生きる覚悟 今回はライオンの蔵前本社にお越しいただき取材を行ないました。 テレビで見ていた現役時代の鋭い表情とは対照的に、こちらを気遣いながら明るい笑顔でインタビ

          卓球引退後の石川佳純さんインタビュー編集後記。「自分のため」から「誰かのため」へと原動力が変化した理由

          「好き」から生まれた習慣 ~推しがくれたポジティブな日々~

          みなさん、「推し」は持っていますか? もともとはアイドルやキャラクターなどが対象でしたが、いまでは鉄道、家電、食品など、ジャンルにとらわれず「推し」の対象はさまざまな広がりを見せています。会いに行ったり、グッズを集めたり……、いわゆる「推し活」を日々楽しんでいる方も多いのではないかと思います。 「推し」を持って楽しく過ごす人たちは、何がきっかけとなり、日常はどのように変化したのか? 夢中になれる「コト」をみつけた先にあるポジティブな影響や日々の捉え方を知ることで、習慣と

          「好き」から生まれた習慣 ~推しがくれたポジティブな日々~

          日記は「空白があってもいい」書くことで見えた習慣本来の意味とは?

          「三日坊主の定番はダイエットと日記」とよく挙がるほど、日記を習慣にすることの難しさを、みなさん認識していることと思います。 そもそも日記は何のために書くもので、どうして毎日続けないといけないと思ってしまうのでしょうか。 日記を書くと、“何かしら”良いことがある 「手帳」の名でありながら、1日1ページという独自のデザインで、日記として使われることも多い「ほぼ日手帳」。制作チームで企画とデザインをしているそのデザイナー、株式会社ほぼ日の星野槙子さんにお話を伺いました。

          日記は「空白があってもいい」書くことで見えた習慣本来の意味とは?

          「知識」と「目利き」で人生の可能性を広げる。行動観察の第一人者・松波晴人さんインタビュー編集後記

          今回、LION Scopeでは「行動観察」の第一人者である松波晴人さんにライオンのパーパス(存在意義)にある「より良い習慣づくり」についてお話をうかがいました。 この編集後記ではインタビューのなかでお聞きした「行動観察」について、エピソードを交えながらさらに深掘り。加えて、多くのビジネスパーソンが抱える悩みのヒントとなる、先入観にとらわれない松波さんの考え方をご紹介します。 「庭のホースの巻き方」で顧客の状況を読み解く!? 松波さんが発見した驚きの営業ノウハウ 日常の

          「知識」と「目利き」で人生の可能性を広げる。行動観察の第一人者・松波晴人さんインタビュー編集後記

          洗濯ぎらいの私が、洗剤を10年研究して感じた3つのこと。

          初めまして、ライオンで洗濯関係の研究開発をしている大塚です。主に、洗剤について考えています。 先日、研究広報の担当者に「大塚さんにとって、洗濯とは?」と尋ねられました。どうやら新しい企画が始まって、私がそのトップバッターに選ばれたようです。 洗濯とは……いったい何でしょう。何とか私なりに答えてみたいと思います。 洗濯は世の中と私を繋ぐもの 洗濯関係の仕事を始める前は、正直言うと、洗濯についてまったく興味がありませんでした。面倒くさくて手間がかかって、できればしたくない。

          洗濯ぎらいの私が、洗剤を10年研究して感じた3つのこと。