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私たちにとって習慣とはなんだろう? LION Scope始動に寄せて
習慣は「見えない」もの。でも、積み重なれば人生すら変えうる
朝起きて、カーテンを開ける。顔を洗う。植物に水をやる。出勤途中にニュースをチェックする。デスクについたらまずメールを確認する。電車のなかで今晩の夕食を考える。帰宅途中にスーパーに寄る。帰ったら、手を洗って、うがいをする。お風呂に入る。歯をみがく……。
私たちの生活には、さまざまなかたちの「習慣」があふれています。それは、日々のなかでは
「寝る前の歯みがき」を習慣に。二代目の生活者への寄り添い方
メイン画像:左図は、二代目の時代につくられた子ども向け絵本の表紙。画:河目悌二
私たちが普段、当たり前に行なっている「寝る前の歯みがき」。しかしライオンの前身である小林富次郎商店が「ライオン歯磨」の発売を開始した明治時代は、朝一回の歯みがきが主流で、夜の歯みがきは一般的ではありませんでした。
そのような日本において、朝と寝る前の歯みがきを提唱し、習慣化するために奔走したのが、ライオンの二代目社