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バファリンがライオン製品って知ってた?痛みを我慢しないで豊かな毎日を

あっという間に12月。2022年も終わりを迎えようとしています。みなさんにとって2022年はどのような年でしたか? 

年末はなにかと忙しく、寒さが厳しくなってくることもあって体調を崩しがちですよね。困ったときに医薬品を頼ることもあると思いますが、テレビCMの「♫頭痛にバファリン~」のサウンドロゴでもお馴染みの解熱鎮痛薬「バファリン」が、じつはライオンの製品というのはご存知でしたでしょうか? 1963年の日本での販売開始から60周年を迎える、お馴染みの医薬品です。
(メイン画像:takeuchi masato / PIXTA)


日本発売から60年を迎えるバファリン

「バファリン」はもともと、アメリカ合衆国のブリストル・マイヤーズ社が1950年代に開発した解熱鎮痛薬。日本ではライオンが1963年から販売しています。1967年からはライオンが製造も担当するようになり、頭痛・生理痛・発熱などの症状に合わせて、錠剤やシロップなどニーズに沿ったさまざまな種類を展開しています。

さまざまな症状に対応するバファリン製品たち

「バファリン」をライオンが取り扱うようになったきっかけは、1960年代の初めに米国のビジネススクールに留学した故小林敦氏(元ライオン株式会社会長)でした。優れたマーケティングと精力的な商品開発で知られていたブリストル・マイヤーズ社を研究するなかで、胃に優しく効き目の早さを訴求した「バファリン」の存在を知ることになり、取り扱いを決めたそうです。

1963年バファリン全国発売時の広告(当社所有)

1997年から2000年の間にテレビCMなどで使われ、「バファリンの半分はやさしさでできている」のコピーを覚えている方も多いかもしれません。実際、当時の「バファリン」は、鎮痛・解熱作用のあるアスピリン(アセチルサリチル酸)と、胃腸薬にも使われる緩衝制酸剤のダイアルミネートの合剤でしたので、胃にやさしいつくりになっていました(現在、緩衝制酸剤は「ダイバッファーHT」を使用しています。)

そもそも、「BUFFERIN(バファリン)」という名前も、緩和するという意味の「Buffer(バッファー)」と「Aspirin(アスピリン)」を組み合わせた「胃にやさしいアスピリン」という意味の造語から生まれています。

また、小腸でしか吸収できなかったアスピリンを、胃のなかで溶解吸収が同時に行なわれるように調整してあるので、効き目が早いのも特徴でした。同じ有効成分でも飲みやすく、手元に置いていざというときにお役に立てていただきたいという思いで、私たちは解熱鎮痛薬をはじめとした医薬品の製造・販売を行なっています。

痛みを我慢せず、時間を無駄にしないでQOLをアップ!

「頭痛」や「生理痛」は厄介なものです。しかも主観的な症状なので、ほかの人に伝えるのが難しく、その辛さをなかなかわかってもらえないことが多いですよね。ついつい痛みを我慢しながら毎日を過ごしている人も多いかもしれません。

「自分が我慢すれば」と無理をしたら、いくらか物事はスムーズに進むように感じるかもしれません。でも、じつは痛みは私たちの生活に大きな影響を及ぼします。

「QOL」とは、Quality of life(クオリティ・オブ・ライフ)の略で、日本語では「生活の質」などと訳されて、仕事や家事、趣味を楽しむなど生活満足度の目安になるといわれる指標です。ライオンが行なった調査では、痛みを我慢しがちな人ほどこの「QOL」が低下してしまうことがわかりました。

痛みを我慢してしまう「我慢層」と、我慢しない「非我慢層」の、生活満足度(QOL)と幸福度の比較。いずれも非我慢層のほうが、我慢層より高いという結果に(2018年5月「当社調査」より。n=3,000、対象者は20~60代女性で、頭痛または生理痛を「2~3か月に1回以上」の頻度で有訴し、かつ、頭痛または生理痛の症状が「日常生活に支障がある」または「やや支障がある」方」)

たしかに、痛みを我慢した状態では仕事に集中できないし、家事だって思うように進みませんよね。そして、ついつい家族や恋人との会話が少なくなったり、つらく当たってしまったりすることも……。そんな状態で高い「QOL」をキープするのは困難です。
 
さらに、痛みを我慢することでいつもと同じ時間をかけても生産性が上がらず、やる気が起きなくて時間を無駄に消費してしまうこともあるかもしれません。
 
痛みは身体や心の不調を知らせてくれる大事な役割を持っていますが、何も対策せずに我慢してしまうと、むしろ生活にブレーキをかけることになります。痛みを自分に合った方法で早めに克服することは、「QOL」を向上させる近道と言えるかもしれません。

痛みに邪魔されない自分らしい時間を大切に

現在の商品メッセージは「いたみは止める。わたしを止めない。」です。文字どおり、痛みで日々の生活にブレーキがかからないようにして、本来あるべき自分らしい時間を取り戻すきっかけになることを願っています。

こうした考えのもと、21年9月には現代の日本人に寄り添い、効き目と速さを追求した新製品を発売しました。毎日の暮らしのなかでさまざまな痛みと向き合うこともあると思いますが、そんなときの対策のひとつとしてライオンの解熱鎮痛薬がみなさんの日常のお手伝いをできれば嬉しいです。

ライオンは、次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーを目指し、日用品だけでなく医薬品も提供する企業として、皆様の健康に習慣づくりで貢献していきたいと思います。

▼「バファリン」ブランドサイト

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